【子育ての悩み】ダメと言っても止まらない、子どもの衝動性と関わり方のヒント

- 困った行動:6歳の男の子
- 「ダメ!」が伝わらないのには理由がある
- ペアトレで伝える子どもの行動理解
- 一番大切なこと
- 実際の変化:関わり方を変えると・・・
- 自分が悪いのかも・・・と思ったママ・パパへ
- まとめ
こんにちは☺️
こどもの相談室TOMOのちえです☺️
TOMOに実際相談があったママさんから
危ないことをした時に「ダメと言っても止まらない」
「興奮してしまうと何も聞こえないようで・・・」
とご相談がありました。
ご相談をいただいたのは、診断は受けていないけど児童発達支援(療育)に通った経験のある6歳の男の子。
- 衝動性が強い
- 感情コントロールが苦手
- 興奮しやすい
こんなタイプのお子さんを育てているご家庭では、同じお悩みに直面することも多いのではないでしょうか?
今回は、実際のご相談をもとに、子どもの”困った行動”の背景と、今日からできる関わり方のヒントをお伝えします!
困った行動:6歳の男の子
実際にご相談いただいた内容は
- 思い通りにいかない、または嬉しい時など、感情が大きく動いた時に、興奮してしまい、近くにいる大人やお友達を叩くことがある
- 部屋の外に飛び出してしまうことも多く、言葉で注意をしても止めることができない
- 本人も「ダメなこと」は理解しているが、止められないようでトラブルにつながってしまうことがる
このようなお話しでした。
お話しをいただいた時点でママさんも意識的に
「事前に話しておくようにしている」
「“ダメなことはダメ”と一貫性を持って伝えている」
「こちらも冷静でいようと意識している
と、工夫をしながらできる限りの対応をされているなと感じました。
それでも、なかなかうまくいかず「このままで大丈夫かな?」「将来が心配だ」と不安を大きくする日々だったそうです。
「ダメ!」が伝わらないのには理由がある
結論からお伝えすると
「ダメ!」「やめなさい!」が届かないには、わざと無視をしているのではなく
まだ難しい状況なのかもしれません。
子どもが人の話を落ち着いて聞くには、
- 感情をコントロールする力
- 今の状況に気づく力
- 過去を振り返る力
- 相手気持ちを考える力
など、さまざまな力が必要です。
そして、これらがバランスよく同時に発揮できないといけないのです。
でも特性があるお子さんは、複数を同時に処理したり、バランスよく調整したりするのが苦手。
そして、特に体のコントロールがまだ難しい子は「感情をコントロールする力」も育ってないことが多いのです。
だから、「落ち着く力(休憩する力)」や「制御する力」などを発揮することが苦手なことがあります。
前回のブログでも、動きや感情のコントロールをするのにすごくエネルギーを使うとありましたね。
ペアトレで伝える子どもの行動理解
でも「難しいからそれでOK」ではないですよね。
今本人も、周りも「困った」と感じているので、どうしたら良いかを考えていきたいです。
ペアレント・トレーニング(ペアトレ)では、まずは行動をABCに分けて整理していきます。
▽詳しい内容はこちらから▽
好ましい行動を増やしたり、困った行動を減らしたりするには、行動の前後にある「先行刺激(きっかけ)」に注目し、「結果(反応)」のつながりで行動が強化されたり、弱化されたりします。
例えば「ママに見てほしいな〜」と思っている時に
A:1人で遊んでいる。ママが近くで食器を洗っている。
B:おもちゃを投げる
C:ママが食器を洗うのをやめて「やめなさい」と言いながらこっちに来る
これでは、おもちゃを投げるという行動は、注目を得る手段として、定着してしまいどんどん増えていくことがあります。
「おもちゃを投げる」という行動は、大人にとっては一見困った行動なのですが、子どもにとっては何かしらの目的や理由があるのです。
ペアトレでは、この子どもの本当の目的や理由はなんなのかをしっかり見つけて、対応方法を考えていきます。
一番大切なこと
ご相談いただいたお子さんは6歳。
自分の思いも言葉で伝えることができる年齢だからこそ、教室から飛び出したり、お友達を傷つけるような行動をとった時に「ダメ」「なんでそんなことをするの」「やめなさいって言ったでしょ」と言われる経験をたくさん積んでいました。
だからこそ、大好きなママに向かってお家の中で暴言を吐いたり、辛く当たったりという姿も・・・
そこで、ペアトレの中でも大事にしてほしいとお伝えしたことが2つ!
- 肯定的な注目
- スペシャルタイム
まずはここをお家の中で取り入れていきましょう。とお話ししました。
好ましくない行動が出た時に咄嗟に注意したくなるけど、まずは「こういう気持ちだったね」と子どもの気持ちを受け止めて代弁をしていきます。
そして、落ち着いてからその子の気持ちをゆっくりと聞いていきます。
丁寧に関わることで「間違ってもこの人は怒らない。安心できる」という気持ちに変わっていきます。
安心できることで、心が安定しやすくなり、注意やルールの受け入れにもつながっていきます。
実際の変化:関わり方を変えると・・・
安心の土台を作ることを大事にしながら、ペアトレの知識を学んでいただきました。
最初は「ダメという言葉が届かない」「暴力的になってしまう」という状況でしたが
- スペシャルタイムを確保する
- できた行動にすぐに注目する
- ルールを視覚で伝える
と言った関わりを続けたことで
学校で飛び出さなくなった
興奮しても落ち着けるようになった
暴力的な行動が激減した
と素敵な成長を遂げました!
自分が悪いのかも・・・と思ったママ・パパへ
このように、関わり方により、今の困った行動は変えていくことができます。
「私がダメなのかも」と思ってしまうお気持ちもわかりますが、
「子どもにあった関わりかた」を学ぶことで変わることを知っていただけると嬉しいです。
まとめ
【今日からできること】
- 困った子どうの「理由」に目を向けて
- 落ち着ける環境や関係性を整えていこう
- スモールステップでできたことを褒める
- 叱るのではなく伝わる伝え方を見つける
「ダメ!」「やめなさい!」が伝わらないには理由があります。
その背景に気づけると、グッと関係性が変わっていきます☺️
ぜひ真似してやってみてください!
7月はADHDの特性があるお子さんに向けて、どう声かけをしたら良いかの勉強会を開催いたします!
今回のご相談のようにお悩みの方はまず、ご参加してみてください!
【子育ての悩み】続・疲れやすい子への関わり方

こんにちは☺️
こどもの相談室TOMOのちえです☺️
先日オンラインでサポートをしているママさんから「1日頑張ると、お家の中で火癇癪がひどい」「毎日保育園に通うことができない」と相談をいただきました!
とまとめたブログの続きです!
▽前回の記事▽
今回は疲れて帰ってきた時に疲れすぎてぐずぐず・癇癪が激しくなった時にどうしたら良いかについてまとめていきたいと思います💡
頑張った反動でもぐずりやすくなる
子どもが「やだ」「やりたくない」「なんで〜」とゴロゴロしたり、ぐずぐずしていると「そんなわがまま言わないの💢」と思う方いらっしゃるかと思います。
でも、ここで一つ知っていただきたいのは【頑張った反動でもぐずりやすくなる】ということ。
園や学校では、発達特性のある子にとっては非常に多くのエネルギーを使って気を張っています。
- 周りに合わせて動く
- 先生の話を集中して聞く
- 長時間座って話を聞く
- 感覚刺激(音・声・においなど)を我慢する
- 苦手なことや不安緊張を感じることに挑戦する
まだまだ、子どもたち一人一人によって、どんなことで負荷を感じているか違いはあると思いますが、イメージしやすいように一例を挙げてみました。
これらの刺激は、発達の特性を持つ子どもたちにとっては、大人が想像する以上に負荷の高い活動となっています。
常に気を張り、頑張った場所からお家に帰ってくる=安全基地に戻った!安心できる場所
お家が安心できる場所である、親御さんへの信頼感が高いからこそ、緊張がほぐれ先ほどのように「ぎゃー」っと癇癪を起こしたり、奇声を発したり、「やりたくない」とぐずぐずして、疲れを表現したり、溜まっているストレスを発散していることがあります。
【特性別】子どもがぐずる理由と対応のヒント
先ほどもお伝えしたように、一人一人どんなことに負荷(ストレス)を感じ、どのように発散するかは違います。
ですが、今回は見ていただいている方がイメージしやすいように今回は特性別に例をあげさせていただきます。
以下の内容に当てはまったからといって、必ず発達特性があるというわけではないことを理解しながら見進めていただけたらと思います。
自閉スペクトラム症(ASD)の子どもに見られやすい姿
よくあるぐずり方
- 光や音、人混みで感覚が過敏になり帰宅後にぐったりしている
- 外でよく耳を塞ぐ、走り出して逃げようとする
- 表情が非常に辛そう
- 何も言わずに急に泣く、叫ぶ、大声で怒る
- その場で固まる
このような姿が見られる理由
自閉スペクトラム症のお子さんは、感覚の過敏さや見通しのたたない環境での緊張が影響しやすいです。
そのため、今感じている不快や不安から逃げるための行動や、その刺激を上回るような自己刺激行動が増え、周りから見ると「困った行動を取り出す」「やめなさいと言ってもやめない」というような大人が困る行動につながることがあります。
また、上記のようにわかりやすい行動のほかに、その場でフリーズするように、体が動かなくなる様子が見られることもよくあります。
対応のコツ
- 刺激が少ない場所へ移動する(人混みから離れる、静かな場所にいく、涼しい場所に行く、暗い場所に行く)
- 無理に声をかけずに落ち着くまで見守る
- 絵カードや予定表などで「今▶️次」と予定を見せていく
刺激が多く不安・緊張・疲れを感じている子に「どうしたの?」「疲れたの?」「どうしたい?」と考えるような声かけはうまくいかないことが多いです。
より癇癪を引き起こします。
そんな時は間違っててもいいので「これが嫌だったね。静かなところに移動します」と気持ちを受け止めて、刺激の少ない場所に移動しましょう。
移動して、子どもが落ち着いた時に、してほしいことやこれから起こることをしっかりと視覚提示しながら伝えることで子どもの様子は落ち着いていくと思います。
注意欠如多動症(ADHD)の子どもに見られやすい姿
よくあるぐずり方
- 急にテンションが上がって暴れる、走り出す、大きな声を出す
- おやつが欲しくて強く泣き叫ぶ
- イライラしやすくなる
- 不注意でぶつかる、動きが雑になる
- 物を乱暴に扱う、言葉が乱暴になる
このような姿が見られる理由
集団行動の中で、集中や我慢する時間が長くなると、その反動で「動きたい!」という衝動が溢れてきます。
動きたい時には、力のコントロールや感情のコントロールのブレーキが効きにくくなったり、突発的に激しい行動が見られやすくなります。
そして、今まで頑張ってた姿を褒めてもらえずに、限界が来て突発的に動いた姿を怒られた経験が多ければ多いほど、注意された時にさらに激しい拒否や不適切な行動をとることが多い傾向にあります。
対応のコツ
- その場でできる強目の刺激を入れる(ジャンプ、走る、伸びるなど)
- 指示をするのではなく、自己決定を促す(今やる?後にする?、こっちとこっちどっちがいい?など)
- 子どもが自信を持てる声かけや外から見た様子を伝える(疲れているから休憩しよう、たくさん頑張ったね〜リラックスしよう)
コントロールが苦手な子どもたちが、長時間静止を求められた後は時間を決めて、自由にできる時間を作るとその後の物事がスムーズになります。
そして、そのコントロールできた時間を褒めて頑張りを認めていくことで、自信になり、その時間を延ばしていくことができます。
衝動性の高い子どもたちはどうしても怒られる経験が人よりも多くなりがちです。
できていないところではなく、できているところを認める関わりが重要になります。
知的にゆっくり、発達グレーの子どもに見られやすい姿
よくあるぐずり方
- 何か言いたそうだけど言えずに怒る、泣く
- 八つ当たりをする
- 親からくっついて離れない
このような姿が見られる理由
特に知的にゆっくりなお子さんや発達特性傾向のあるお子さんは言葉での表現が苦手なことがあります。
自分のしたいことや気持ちをうまく言葉に伝えることができないモヤモヤさや、言われていることの処理が追いつかず結果混乱することで、感情が爆発することがあります。
強い発達特性ではない場合は、ギリギリまで我慢しその爆発がお家の中でのみ起こることが多く、園や学校の先生に相談しても理解していただきにくいことがあります。
対応のコツ
- 気持ちを代弁する「今日は非難訓練があって、いつもより緊張したよね」
- 安心を作る(触れ合う、安心グッズを身につける、見守る)
- できなかったことを叱責するのではなく「こうしたら乗り越えられる」を一緒に考える
対応として気をつけたい3つのポイント
- 「ぐずること=悪いこと」ではなく「疲れているサイン」と捉える
ぐずることを怒るのではなく、落ち着く時間を確保してから声かけを! - ”帰宅後すぐ”は過度な要求をしない
宿題やお風呂、お片付けなどはタイミングを見て促そう! - 親も「反応せずに対応する」練習をしよう
ペアトレでいう上手な無視。子どものぐずりに振り回されないようなルールや習慣を整えていこう!
「あ〜うちの子にあるあるだわ」と思った時は、ぜひ実践してみてみてください☺️
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- 具体的にどうやったらいいのか相談したい
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参考文献・出典
【子育ての悩み】「なんでそんなに疲れるの?」─過剰適応と体力の調整の苦手さ─

こんにちは☺️
こどもの相談室TOMOのちえです☺️
先日オンラインでサポートをしているママさんから「1日頑張ると、お家の中で火癇癪がひどい」「毎日保育園に通うことができない」と相談をいただきました!
【過剰適用】【体力の調整】について今日はまとめていきたいと思います!
「頑張りすぎ」とは?
発達の特性があるから、頑張りすぎるということではまずありません。
発達の段階として、3~10歳頃に少しつづ「我慢」をする力や「周りに合わせる」力を身につけていきます。
ですが、この時期心とからだへの負担が大きく、無理をしている子どもたちも少なくありません。
例えば・・・
- 幼稚園や学校で”良い子”を頑張りすぎてしまう
- 疲れていても「楽しいから」と体力の限界まで遊び続けてしまう
- お友達や周りに合わせようとしている
こうした頑張りすぎは、発達に遅れや障害の有無に関わらず、多くの子どもに見られます。
ただし、これらがうまく言葉や行動で表現ができないまま積み重なると、ある日突然”爆発”という形で現れることがあります。
頑張りすぎ✖️発達障害=見えにくい
発達障害のある子どもたち、特にASD(自閉スペクトラム症)やADHD(注意欠如多動症)を持つお子さんは、環境への適応が苦手という背景があります。
そのため「できてるふり」「わかっているふり」をして、とってもとってもとっても頑張って周りに合わせようとする”過剰適用”が起こりやすくなります。
ASD(自閉スペクトラム症)のお子さんに見られやすい傾向
- 指示をしている人のサインや社会的ルールを読み取ることが苦手
- 不安や緊張を感じやすいが、その思いを表現するのが苦手
- 感情を隠す、抑えるなどの”戦略的適用”を無意識に行うことがある
ASDの特性があるお子さんは、感覚過敏や見通しの立ちにくさなどから、日常の環境下の中でも強い緊張や不安を感じやすいとされています。
また、その不安や不快感をうまく言語化・表現することが難しく「表には出さずに我慢している」ことが多いとも指摘されています。(国立育成研究センターこころの診療部監修,2020)
その結果として、家庭など安心できる場面で突然のパニックや癇癪として感情が爆発するケースが少なくありません。
ADHDのお子さんに見られやすい傾向
- 衝動性や多動を抑えること自体に、非常に高い集中力と自制を必要とする
- 周囲からの注意や叱責を避けるために”常に気を張っている”状態
- 楽しくて興奮している時は、自分の疲れや不快感に気づきにくい
ADHD傾向のあるお子さんは「無理をしている」という自覚を持ちにくく、身体的疲労や脳のオーバーヒートに気づかないまま行動を続けてしまうことがよくあります。
周りの大人の対応方法
発達障害の有無に関わらず、この年代のお子さんは「うまく表現できない疲れ」や「自分でも気付けない無理」を抱えていることがあります。
ですので、そんな時は
- 眼に見える”頑張り”だけではなく、その裏に隠れる無理しているサインに眼を向ける
- 休憩する見本を見せて、休み方を伝える
- スケジュールの中に休む時間を組み込む
- 休みを取りやすい環境を整える
こんな工夫ができると、過剰適用ではなく子どもの持つ力を引き出すことができると考えられます。
特に「こうなってほしい」「子どものことを理解したい」と強い思いを持つ親御さんは、親御さん自身が休憩する姿を見せていないことがあります。
そんな時は、ご家族皆さんで「休む時間」を取り入れてのんびり過ごす時間を設けてみてくださいね☺️
最後に
「子どもは元気なもの」「遊んでいるから大丈夫」とみられがちですが、発達特性のある子どもたちは”見えない頑張り”をしていることが多いです。
爆発した後に「なんでいつもそうなの!」「なんで怒るの!」ではなく、いつもこのくらい遊ぶと爆発するな・・・機嫌悪くなりそうだな・・・と、いつもみている親御さんだからこそ感じられるサインを見つけてほしいと思います。
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📚 出典・参考文献
【子育ての悩み】「甘やかしてもそのうちできるでしょ!」―子どもの自立を育むー

こんにちは☺️
こどもの相談室TOMOのちえです☺️
先日オンラインでサポートをしているママさんから家族が「教えなくても大丈夫!そのうちできるようになるって」と言われる・・・と相談をいただきました!
【甘え】【甘やかし】について今日はまとめていきたいと思います!
甘やかすとは
「人に甘い」「甘やかす」と一言で言っても、いろいろな関わり方があります。
まずは、この「甘やかす」の種類を整理していきましょう。

甘やかすという言葉一つとっても、様々な関わりがあります。
背景には「自分が好きなものを買ってもらえなかったから子どもには」「危険なことがあったら困るから」「子どもの気持ちを受け止めるって大事だから」と様々な気持ちが隠れていることがあります。
お子様のことが大好きで心配という思いが伝わってきますよね。
ですが、これが常に、過度な甘やかしになってしまうと、このような影響が起こる場合があるのです。
お子さんのことを思ってしていた行動が、結果として親の思いとは異なる結果になってしまう場合もあります。
「そのうち勝手にできるようになる」は本当?
「いずれできるようになるから大丈夫」というのは本当でしょうか?
これはある意味では正しいとも言えます。
ですが、これは「放っといても育つ」ということではありません。
人は「経験したことを通して」学びます
経験をしていないこは学ぶ事ができません。
経験は、外の環境(保育園や幼稚園、療育施設など)と中の環境、どちらでも経験が必要です。
そして、やってみて難しい事、できない事を「どうしてできないんだろう?」「どうやったらできるだろう?」と考え実行し乗り越える事で「実行機能(自分自身を制御する力)」が育っていきます。
なんでも甘やかしされることにより、その”経験”をするタイミングを失ってしまうのです。
発達心理学における「甘やかし」の捉え
発達心理学とは、人間の生涯における心の成長と発達を科学的に研究する心理学の一分野です。乳幼児期から老年期まで、身体的、情緒的、社会的な発達を、そのメカニズムや法則性を探求する学問領域。
様々な分野において、研究がされています。

現在でも九州大学の研究論文で「母子関係における『甘え』『甘やかし』が青年期の依存・独立・葛藤に及ぼす影響」で、母子関係における関わりが青年期の自立に与える影響を研究されています。
では、どうしたら良いのか?
甘やかさない≠厳しくする
これは違います。
大事なのは自分で考え、挑戦し失敗できる環境を奪わないこと
発達特性があるお子さんは、一度の失敗を忘れず、次に挑戦してくれないということをよく悩みとしてお話しを聞きます。
ですが、人生の中で全く失敗しないということは難しいです。
大事なのは、失敗をしないよう全部大人が代わりに行うのではなく、時に励まし見守りながら自分で挑戦し乗り越える機会を奪わないことです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
「甘やかす」「甘え」というのは子どもにとって、どのような影響があるか知っていただけたら嬉しいです。
甘やかしてもそのうちできる
だから全部やってあげる
この考えや関わりが「本当はできるはず」「やる方法を学ぶ」機会を奪っているかもしれません。
子どもたちが自立しようと学ぶタイミングを見逃さないようにしていきたいですね!
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【子育ての悩み】視覚支援(視覚提示)ってどうしたらいい?

こんにちは☺️
こどもの相談室TOMOのちえです☺️
先日オンラインでサポートをしているママさんから【視覚支援・視覚提示】について相談をいただきました!
私がどんなふうに視覚提示をしているのか本日は共有していきたいと思います!
視覚支援について
療育や発達支援の中で【視覚支援】という言葉を聞いたことがある方もいらっしゃると思います。
視覚支援とは自閉症スペクトラムを持つ方向けの支援プログラムの一つであるTEACCHプログラムの構造化という考えの一つでもあります。
構造化には物理的と視覚的なアプローチ方法があります。
より詳しく知りたいと思った方、支援をしている先生は、ぜひTEACCHという考え方に一度触れていただくと理解が深まるのではないかと思います☺️
▽おすすめの本▽
ただ、この内容をお家の中でも同じように実践というのは正直難しいことと思います。
できないことを実践しても、継続できないことが多く「ああ、またできなかった・・・😢」につながってしまうので、その思いがもったいない!!!
ですので、ここをまず知ってもらい、ご自身の中でできることを実践していただけたら嬉しいです☺️
視覚支援とは
視覚支援とは、言葉で伝えているものの補足。言葉を見える化することに、より理解しやすくする支援です。
実は日常の中にもたくさん溢れているんです!
例えばこんなもの・・・・

トイレのマークをはじめとしたその場所で何をするかを示した【シンボルマーク】
今どこを走っているか、どこに行くか、乗り換えできる駅などを示している【電車の路線図】
通話禁止、歩行者優先などのルールを伝える【交通標識】
レストランなどの【写真付きメニュー】
スマホアプリで何ができるかわかりやすい【アイコン】
どうでしょうか?
言葉で示さなくても、その絵を見ると何ができるか想像ができませんか?
それが視覚支援です!
なので、実は発達障害や神経発達症などの発達に特性のあるお子さんだけに使われているものではないんです。
これらをより、その子達がどんなふうに捉えて、どのように伝えることで理解、納得し、その子達の能力を高めることができるのかということを専門にしていくと、専門のプログラムになっていくわけです。
でも、その支援プログラムができないから、日常の中でも取り入れないということではなくまずは【言葉で伝えているものの補足】と捉えて、お子さんとのコミュニケーションをより取りやすくしていただけたら嬉しいなと思います☺️
手軽な視覚支援
「そうやって伝えたらいいんだ!」を実感いただけるような、私がよくやる手軽な支援を最後に紹介していきたいと思います!
やってみよう!と思ったらぜひ真似してみて下さい☺️
どこに行くかを伝える

スマートフォンで写真を見せることで「今からどこに行くか」を伝えることができます。
見通しを持つことで、次の行動にスムーズに移りやすくなったり、今していることへの執着、気持ちの切り替えを促しやすくなる効果も◎
スマホを見せると遊びになっちゃうお子さんは、印刷した写真などがおすすめ!
何をするかを伝える

不安や緊張が強いお子さんには1日の流れをリストアップして順番に説明。
不安になったらお子さんが自由に繰り返し見直してもらえるようにするのも◎
一つずつ予定が終わったものに戦を引いて終了を知らせていくのも◎
予定をリストアップすることや、次の予定を視覚的に提示(伝える)ことで、繰り返し「次はなにするの?」「今日は何するの?」「いつやるの?」という質問が減っていくこともあります!
気持ちを聞き出す

言葉だけではなく、実際に見本を見せて子どもに聞くことで子どもの選択を引き出しやすくなります。
言葉がゆっくり、まだ発語がないお子さんに特に取り入れてみて欲しいです。
「どっちにする?」「どっち食べる?」
実物を見せながら聞きとり、選択したらそれがもらえることで、自分の意見を言いやすくなるかもしれません。
最後に
いかがでしたでしょうか?
今回初めて【視覚支援】という言葉を聞いたことがある方も、「知ってたけど難しい・・・」と思って諦めていた方もいたかもしれません。
そんな方の「やってみよう」という一歩に繋がったら嬉しいなと思います☺️
- やってみたけどうまくいかなかった
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【勉強会レポート】ペアトレ体験ー子どもの暴言への対応方法ー

こんにちは!
こどもの相談室TOMOのちえです☺️
先日、子どもの暴言や暴力への対応の仕方についてオンライン勉強会を開催しました!
こどもの相談室TOMOでは子どもの発達を後押しする様々な勉強会を開催しています。
最新の情報を受け取りたい方は公式LINEから最新情報をお受け取りください☺️
勉強会を開くことになった経緯
新年度になり、緊張感が高まるこの時期。
子どもたちの姿に「え、大丈夫?」と不安を感じる親御さんも多いと感じています。
そして、その「大丈夫?」が続くと・・・「もういい加減にして!」に変わることも。
そうなると起こりがちなのが、この悪循環。

今回はこの悪循環をどうしたら止められるかを、参加してくださったママさんたちと一緒に考えていきました!
ご参加くださったみなさまありがとうございます☺️
暴言や暴力が生まれる理由

今回はこのように、ワーク形式で行いました!
お子さんに暴言や暴力が出現しやすい理由は4つ
- 憂さ晴らしや八つ当たり
- 癇癪や感情に任せていってしまう
- 攻撃意識を持って相手をやっつける、見下す
- 正義の味方、注意・指導をしている意識
幼児期によくみられる行動をお伝えした後に、目の前のお子さんの行動はどういった理由でやっているかを考えていただきました!
正解は求めていませんし、特に絶対発表してください!ということではありません。
いつもみている子どもたちの姿に、想像していなかった理由があった💡ということに気づいていただくきっかけになった!と嬉しい感想をいただきました☺️

後半は具体的にどんなふうに声かけを変えたらいいのか。
よくご自身が言いがちなことに焦点を合わせて、どう言い換えることができるかを一緒に考えていきました☺️
チャットなどでいろんな方の言い換え方を知ることで「なるほど〜!💡」となる親御さんも多かったようです☺️
大切なこと
子どもの困った行動の裏には大人が想像していない理由が隠れている場合があります。
ですので「どうしてそうなったんだろう?」という疑問を持って子どもの姿を見ることが大切です。
ですが、親も人間です。わからない、うまくいかないことが続くと、イライラし自信がなくなることは当たり前です。
ぜひ頑張っているご自身を否定される前に、一緒に「なんでできないんだろう?」と考えてみませんか?
私がオンラインでお伝えしているペアレント・トレーニングは関わり方の基礎であり、お子さんの困った行動を見直していくスタートラインだと思っております。
関わり方を見直し、声かけを変えていくことで、子どもの聞く耳が育っていきます。
ですが、それだけでは子どもたちの「苦手」を「できた」に変えていくことは難しいです。
幼児期の子どもの「できた!」は主にコミュニケーションが取れた、自分の思うように体をコントロールすることができたというこの2つが重要であると感じています。
こどもの相談室TOMOでは、声の掛け方・関わり方を土台に、さらに子どもの発達を促すためにどんなことができるかということをお伝えしていきます☺️
声の掛け方や関わり方を見直したい!という方はペアレント・トレーニングで声かけの基礎を相談しながら一緒に学びましょう☺️
【ペアレントトレーニング事例】中度知的障害、ASDでコミュニケーションが取れない・・・5歳女児

こんにちは!
こどもの相談室TOMOのちえです☺️
今回はお住まいの地域の関係で、なかなか情報を得ることができない、支援を受けることができない・・・
関わり方を学ぶことができない・・・
そんなお悩みを持った5歳のひなちゃんと、ひなちゃんのご家族のお話し。
お料理のお手伝いが大好きなひなちゃん。
そんなひなちゃんとご家族がペアレント・トレーニングを通してどんな変化があったのか、ぜひご覧ください!

⚫︎ お子さんの年齢:5歳
⚫︎ お子さんの性別:女の子
⚫︎ 診断状況:IQ40、ASDの診断あり
⚫︎ 家族構成:お母さん、お父さん
=== ご家族の悩み ===
ひなちゃんのご家族は、次のようなお悩みを抱えていました。
⚫︎ コミュニケーションの取り方がわからない
⚫︎ 危ないことが伝わならい

23週間で見られた成果
お子さんの行動の変化
<TOMOトレ受講前のお悩み>
⚫︎ コミュニケーションの取り方がわからない
⚫︎ 危ないことが伝わならい
⚫︎ 言葉に合わせて視覚提示をすることでして欲しいことが伝わるようになった!
⚫︎ してはいけない、危険なことの理解はまだ難しいが、引き続き伝えていこうと思う
⚫︎ トイトレ中だったが、視覚提示したらトイレで排泄できるようになった!
⚫︎ いろいろなことに積極的になった!
本当にすごい成長です✨
特に「何をして欲しいか」「次に何をするか(どこに行くか)」を写真で見せることで、スムーズに行動できるようになりました。
取り組みの中で好きなものが増えたり、遊びや活動に積極的に取り組むようになったのもとっても嬉しい成長ですね☺️
ご家族の気持ちや対応の変化
- 育児ノイローゼ気味だったが、改善された
- 見通しを持たせることで様々なコミュニケーションが取れることがわかった
- 心配していた学校生活もスムーズで穏やかに過ごせている
- 環境の変化も、受け入れて乗り越えることができている
就学前からペアトレを始め、終わる頃に入学して2ヶ月が経ったひなちゃん。
ママの取り組みの成果もあり、とてもなだらかに新しい環境に入ることができ、お家の中でも学校生活の中でも穏やかに過ごすことができているそうです☺️
緊張や不安を感じているところでは、なかなか新しいことを受け入れることや学ぶことが難しいので、穏やかにすごsていることはとても良いことですね!
さいごに
いかがでしたでしょうか。
ひなちゃんの事例を通じて、こんなお悩みを持つご家庭に役立つ内容になればと思います。
- 言葉がなかなか出ずにコミュニケーションの取り方が難しいと感じている方
- 子どもの行動に悩み、どのように接するべきか迷っている方
- 新しい環境に不安や緊張しやすく、癇癪が激しく困っている方
特別な道具やトレーニングは必要ありません。まずは声掛けを変えることから始めてみませんか?
ペアレント・トレーニングは、子どもの行動を変えるだけでなく、親御さんの心の余裕を取り戻し、親子関係をより良くするためのプログラムです。
TOMOトレの特徴
TOMOトレでは、オンラインでマンツーマンのサポートを行います。そのため、各ご家庭に合わせた具体的で実践的なアドバイスを提供できます。
マンツーマンだからこそ、他の参加者の目を気にせず自分のペースで相談ができます。
夜泣き、癇癪、こだわり、兄弟げんかなど、子育て中の悩みは様々です。TOMOトレでは、これらの悩みを解決するためのサポートを行っています。
初回相談は無料です。お気軽にカレンダーからご予約いただけます!
無料相談では、お子さんとご家族に合わせて、具体的なアドバイスをお伝えしています。
➡️ 無料相談はこちらから
その他の事例紹介
【勉強会レポート】子どもの靴の選び方ー扁平足と子どもの発達ー

こんにちは!
こどもの相談室TOMOのちえです☺️
先日、rally stepの代表 理学療法士(PT)の森先生をお招きして「子どもの靴」の選び方についてオンライン勉強会を開催しました!
こどもの相談室TOMOでは子どもの発達を後押しする様々な勉強会を開催しています。
最新の情報を受け取りたい方は公式LINEから最新情報をお受け取りください☺️
▽今回講師を務めてくださった森先生が代表を務めるrally step▽
勉強会を開くことになった経緯
子どもの靴は選び方を間違えると様々なトラブルが起こります。
- 外反母趾になる(特に女性。大きな靴を履いていると起こりやすい)
- よく見る上靴の選び方により、足のトラブルにつながりやすくなる
- 踵をしっかりつけて歩くことができないと、お口ポカンの原因に
- お口ポカンは後々集中力や咀嚼の問題につながることも
毎日履いて過ごしている時間が長い靴にこんな子どもの発達が関係していること知っていましたか?
扁平足が発達に及ぼす影響

3歳以降のお子様のお話ですが、扁平足のフォローをせずに成長すると、体重がつま先に乗り踵が浮いてきます。
踵の骨が未成熟になり、さらに扁平足が悪化する・・・
そんな悪循環に陥りやすいそうです。
そして、この状態が続くと姿勢に影響し、姿勢のバランスをとるために顎が上がってお口が開きやすくなる。
そうすると口呼吸や歯並びの問題にも繋がりやすくなっていくそうです。
だからこそ幼少期の靴選びが重要!
ということで、どんな靴を選べば良いかをたくさんお話いただきました!
靴を選ぶ時には、中敷に実際に足を合わせてみることが大事で、新しく買った靴も意外に中敷を合わせると・・・小さい!の声が。
靴を選ぶ時は、しっかりとお子さんの足にあったものを選ぶことが大事なことを教えてくださいました。

私も実際に履いている靴を用意して、森先生に自分の足の使い方の癖についてアドバイスしていただきました!
森先生今回も本当に長いお時間ありがとうございました!
大切なこと
子どもたちの「どうしてできないんだろう?」という姿を変えていくためには1つのアプローチだけではなく、多角的にみていくことが大切です。
私がオンラインでお伝えしているペアレント・トレーニングは関わり方の基礎であり、お子さんの困った行動を見直していくスタートラインだと思っております。
関わり方を見直し、声かけを変えていくことで、子どもの聞く耳が育っていきます。
ですが、それだけでは子どもたちの「苦手」を「できた」に変えていくことは難しいです。
幼児期の子どもの「できた!」は主にコミュニケーションが取れた、自分の思うように体をコントロールすることができたというこの2つが重要であると感じています。
こどもの相談室TOMOでは、声の掛け方・関わり方を土台に、さらに子どもの発達を促すためにどんなことができるかということをお伝えしていきます☺️
声の掛け方や関わり方を見直したい!という方はペアレント・トレーニングで声かけの基礎を相談しながら一緒に学びましょう☺️
声かけはバッチリ🙆♀️
子どもの足育に興味がある!という方はrallystepでオンライン相談を受けてみてください☺️

【勉強会レポート】叱ってもうまくいかない時の対応方法

こんにちは!
こどもの相談室TOMOのちえです☺️
4月の勉強会は【叱ってもうまくいかない時の対応方法】を開催しました!
こどもの相談室TOMOでは、毎月声かけや関わり方を始め、子どもの発達に有益な勉強会を開催しています。
最新の情報を受け取りたい方は公式LINEからお受け取りください☺️
叱り方の改善:子どものよくない行動への効果的な対応方法
今回は、GWを目前にパパ・ママ・支援者の先生に向けて勉強会を開催しました!
具体的にお伝えしたのは
- 子どもがよく無い行動を繰り返す理由
- そのまま大きくなるとどうなるか
- 具体的に大人がどう対応したら良いのか
に分けてお話をしました☺️
発達障害の特性の理解と効果的な子どもへの関わり方
発達障害(神経発達症)は脳機能の障害であり、生まれつきのもので育て方や環境のせいではなく、低年齢から症状が見られ、生活に困り感が出ている状態を指します。
▽発達障害とは▽

発達障害の特性による困りごとは
- 実行機能の弱さ
- 注意の切り替えの苦手さ
- 報酬遅延障害
- 感情コントロールの苦手さ
- 感覚情報の偏り
などからくるものがあります。
それと合わせて、経験により困りごとが生まれていることもあります。
具体的には
- 誤学習
- 未学習
- 消去バースト
- 回避、逃避
です。
現在、発達障害を完全に治療する方法はありませんが、周囲の大人の関わり方を変えていくこと、そして本人が自分の特性に合わせて対応策を学ぶこと、Drと相談しながら必要な薬物療法を取り入れていくことで、困りごとのレベルを下げていくことは可能です。
この困った行動に対して、大人が適切な関わり方を学ぶこと、これをペアレント・トレーニングと言います。
発達障害児の困った行動の理由と負の連鎖を断ち切るためのアプローチ

実は子どもの困った行動の原因は、発達障害の特性だけではなく、経験や学習によるものから生まれていることも多いです。
そして、特性を持っている子どもたちはこの経験と組み合わせられることで、困りごとのレベルが上がり、注意をされたり怒られたりする経験が増えやすいのも事実。
そのまま成長を続けると、子どもは自己肯定感を失い「どうせできないよ・・・」と負のループに陥りやすくなっていきます。
だからこそ知ってほしい!子どもの行動の理解と効果的な対応方法
具体的な関わり方や考え方をお伝えしていきました!
行動のABC(ABC分析)を通して、子どもの行動の理由を理解し、それに合わせた対応をとっていくことをお伝えしました。
勉強会の中では、ワークを使って「あなたならどう考える?」といろんな人の意見を聞くことができました!
今回ワークを通してみなさんと考えたのは
- この困りごとは特性によるもの?経験によるもの?
(動画をやめなさいと言ってもやめない/怒っても伝わってない/思い通りにいかないと癇癪) - これは好ましい行動?減らしたい行動?危険で許しがたい行動?
よくある10の姿 - youtubeが見たい!に対して、どう対応する?
この3つ。
具体的に考えることで、困った行動に直面した時に対応することができます。
突発的なことに対応するには、具体的にどう反応すればいいか考えておくことがとても大事です。
そして、これは子どもにも言えることです。
感情コントロールが苦手な(特性を持つ)子どもたちにとっても、具体的にどうしたら良いか先に知ることで、そのタイミングに思い出し行動を変えていくことができます。
今回の勉強会では一緒にこのようなことを考えていきました☺️
子どもの好ましい行動を増やすために
子どもたちの持つ特性を完全になくすことは現在の医療の中ではできないことです。
ですが、困りごとのレベルは大人の関わり方や声かけにより変えていくことができます。
そして、子どもの発達に合わせて求める課題を調整し、少しずつレベルアップをしながら「できた!」という自信を積み重ねていくことがとても重要になります。
子どもの行動に悩み、どうしたらいいんだろうと悩んでいる方は一度ペアレント・トレーニングに参加してほしいなと思います☺️
次回の勉強会は5/13(火)13:30~
【子どもの暴言が止まらない時の対応方法】
についてワークを通しながら一緒に考えていきたいと思います!
はぜひご参加ください!
▽お申し込みはこちらから▽
【体験レポ】子どもの福祉用具展 -Kids Festa TOKYO 2025- に行ってきた

こんにちは!
こどもの相談室TOMOのちえです☺️
2025年4月19日(土)東京流通センターで開催されていた、Kids Festa TOKYO 2025に行ってきました!
実は福祉の展覧会に行くのは初めてで、前回トイレの勉強会を一緒にしてくださった(株)DFreeさんも出展されていました!
会場の様子

会場の中にはたくさんのブースが!

ご家族連れの方も多く、写真を撮影するのが難しかったのですが、車椅子やバギーを始め、姿勢保持具や移動用具、衣料品や食品などもたくさんありました!
子どもたちがたくさんいたので、写真はなかなか取れず・・・😢
文章メインでお伝えしていきます!
たくさんのブースがある中、色々とお話をお伺いできたところを
- 面白そうな療育
- お家の中で使えそうなグッズ
- 情報収集・コミュニティ
の3つに分けて紹介していきたいと思います!
面白そうな療育
デジリハ
お家の中で使える物ではないのですが、体を動かしたりコントロールしたりすることが苦手なお子さんでも、好きと掛け合わせることでより楽しく体をコントロールする方法を練習できそうだな!と感じました☺️
miyasuku kids
miyasuku kidsさんは「目」の使い方に着目したツール!
アプリを通して「追視(追いかける動き)」をしたり「注視(じっとみる、探す)」をしたり「跳躍」をする目の動きを促すことができるそう!
これからもっと身近にできるようになったら嬉しいな☺️と思ったツールでした。
お家の中で使えそうなグッズ
株式会社トッケン
ここのブースで気になったのは、フラチェアやおやすみベア!


座っている時にソワソワしちゃう子に良いな〜と思ったり、おやすみベアは程よい重さが興奮している時の気持ちを落ち着かせてくれそうだな・・・!と思いました☺️
重いブランケットやベストも取り扱っている見たいなので、ソワソワしやすいお子さんに良いと感じました。
ガードウェル
ここの会社さんが展示していたのが、すべらんシート!

椅子から滑り落ちてしまうお子さんによく、滑り止めを敷いたりすることもあったのですが、これは薄くてピタッとしてずれず「おお〜」となりました!
cocoe
衝動性が高い、こだわりが強くなかなか歩いてくれない、歩き続けるのが苦手、体力が少ないなど、色々な理由からベビーカーを長期間使っているご家庭もあると思います。
そんな時に使えたらいいな〜!と思ったり、今後5月にココロバッジという物が出るそうです!
ヘルプマークと合わせてつけたら周りの方も見て「あ、ここ苦手なんだな!」ということに気づいてもらえそうと思いました。
そして何より色合いが可愛く、柔らかい印象でとても素敵でした☺️

ベビーカー・バギー用車いすマークホルダーt-cocoe.co.jp
yマット
ちょうど担当の方がいらっしゃらなかったので、現物だけ触ってみてみたのですが、すごい厚みと重さもあり、しっかりしているマット!
低年齢のお子さんや衝動性が高いお子さんをマンションで育てていると気になるのが、防音問題ですよね。
周りの方に気を遣って注意をすることもあると思います。
そんな方にぜひ体験してほしい!と思いました。
amazonで購入できるそうです!
株式会社DFree
以前トイトレの勉強会を一緒にやっていただいたDFreeさん!

トイレの自立って経済的にも、子どもの自信的にも、小学校の選択的にも幼児期に気になるところ。
でも、感覚に特性のあるお子さんは、内臓の中にある感覚が鈍いこともあり「おしっこが溜まっている」ということに気づきにくかったり、感覚が過敏で「ちょっとでも溜まったら漏らすの不安で何度もトイレに行く」というような姿がみられることも。
そんな時に、体の外から膀胱の中におしっこが溜まっているか確認できるのがこのツール。
感覚が鈍麻なお子さんには「おしっこが溜まったよ。トイレに行こう」とおしっこが溜まったタイミングでトイレに誘うことができるし
感覚が過敏なお子さんには「まだおしっこが溜まってないよ。もう少し後にトイレに行こう」と安心感を伝えることができます☺️
無料のお試しもできるので、気になっていた方はぜひ体験してみてほしいツールの一つです!
情報収集・コミュニティ
famicare
ファミケアさんは疾病や障がいのある子を育てる家族のための情報サイト💡
実際に指定難病のお子さんを育てているご家族が子育てをしている中で、困った時に役立つ情報あ別日便利なグッズ、楽しめるイベントを手軽に知ることができたら・・・!と思い作ったそうです!
行動力がすごい!
サイトを覗かせていただいたのですが、発達障害だけではなく、医療的ケアが必要な子さんへの情報がたくさん!
2024年2月からスタートした支援検索も、医療ケアが必要か選べたり、リハビリ(PT・ST・OT)が受けられるかという検索項目を選べたり、LINEで必要な支援を相談できるそうです!
ご家族視点の運営だから、丁寧にほしいところに手が届くな〜!という印象を受けました!
ぜひ覗いてみてください☺️
最後に
いかがでしたでしょうか?
数ある中から私が気になったところや、お話を聞いて良いなと思ったところを紹介させていただきました☺️
ぜひみなさんも気になったところがあれば、覗いたり、近くでイベントがあった時には参加してみていただけると新しい発見があるかもしれません!
こんなイベントがあるよ〜!こんな物があるよ〜!とご存じの方はぜひ教えてください!
これからもできるだけ、足を運んでいきたいと思います☺️
【ペアレントトレーニング事例】お友達を見るとテンションMAX⇧困った行動が増える3歳児

こんにちは!こどもの相談室TOMOのちえです😀
お子さんの困った行動に「こら!」「何しているの!」と怒っているけど、なかなか子どもの姿が変わらない。
むしろ子どもとの関係、子どもの自信が・・・と悩んでいる方もいらっしゃるかと思います。
今回は、もうすぐ幼稚園。けど「癇癪が終わらない」「自分でやろうとしない」「叱るだけではダメだけど、どうしたらいいかわからない」こんなお悩みを持った3歳のけいくんとご家族が、ペアレント・トレーニングを通じてどのように変わったのか、その事例をご紹介します。
「愛嬌がある」「お友達が大好きだけど、関わり方がへたっぴ」とけいくんの素敵な姿はたくさんあるけれども、なかなかうまくいかない・・・そんなふうに悩んでいたご家族が、15週間でどんな成果を得たのか、ぜひご覧ください!

⚫︎ お子さんの年齢:3歳
⚫︎ お子さんの性別:男の子
⚫︎ 診断状況:市に相談していたが、問題ないと言われた。自宅保育。でもお家の中での困りごとは増える一方。
⚫︎ 家族構成:お母さん、お父さん、姉
=== ご家族の悩み ===
けいくんのご家族は、次のようなお悩みを抱えていました。
⚫︎ 抱っこを求めて歩かない
⚫︎ 電車の中で大きな声を出す
⚫︎ 自分の要求が通らないと手が出る(友達・姉)
⚫︎ 癇癪が激しい
ペアレント・トレーニングの流れ
けいくんママとのTOMOトレでは、15週間で以下のような内容を進めていきました。

15週間で見られた成果
お子さんの行動の変化
<TOMOトレ受講前のお悩み>
⚫︎ 抱っこを求めて歩かない
⚫︎ 電車の中で大きな声を出す
⚫︎ 自分の要求が通らないと手が出る(友達・姉)
⚫︎ 癇癪が激しい
<15週後のけいくん成長>
- 抱っこを求めることはあるが、寒かったのが理由かも!風が強い時は特に。最初は抱っこして、外気に慣れると歩くように。
- 電車の中で大きな声を出すことはなくなった!ホームで走ることもなくなり、椅子で座って待てるように。
- 家の中で姉を叩くことも減った!一緒に遊べるように。
本当にすごい成長です✨
ママの関わり方が本当に上手になり、けいくんの姿が激変!
けいくんの感覚の過敏さや鈍麻さを見つけることで、行動の理由が見えてきたママ。けいくん自身の不快や不安を理解することで、困った行動が減っていきました☺️
ご家族の気持ちや対応の変化
- けいくんの行動に「何か原因があるはず」と見方が変わった
- 「ダメ」と言っても意味がないことを理解して、伝え方が変わった
- 子どもを観察する癖がついた!
困った時はLINEでもたくさん相談してくれたけいくんのママ。
TOMOトレはZoomセッション以外にも、LINEで相談いただくことができます。
これからの新しい環境の中で、けいくんの素晴らしい成長を支えていってください✨
セッション終了後のご感想
「困った時すぐLINEの回答をいただけて本当に心の支えになりました。ありがとうございました!」
「お友達に手が出なくなってきました!本当に改善されるとはびっくりしています✨」
と、市からは「大丈夫」と言われ相談先がなく、でもけいくんの困った行動に対して、不安だった思いが解消されて、けいくんの成長をたくさん話してくれたけいくんママでした。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
けいくんの事例を通じて、こんなお悩みを持つご家庭に役立つ内容になればと思います。
- お家で暴力や暴言が目立つお子さんを育てている方
- 子どもの行動に悩み、どのように接するべきか迷っている方
- お友達やきょうだいの関わりに悩んでいる方
- なんでも大人に「やって!」と言われて悩んでいる方
特別な道具やトレーニングは必要ありません。まずは声掛けを変えることから始めてみませんか?
ペアレント・トレーニングは、子どもの行動を変えるだけでなく、親御さんの心の余裕を取り戻し、親子関係をより良くするためのプログラムです。
TOMOトレの特徴
TOMOトレでは、オンラインでマンツーマンのサポートを行います。そのため、各ご家庭に合わせた具体的で実践的なアドバイスを提供できます。
マンツーマンだからこそ、他の参加者の目を気にせず自分のペースで相談ができます。
夜泣き、癇癪、こだわり、兄弟げんかなど、子育て中の悩みは様々です。TOMOトレでは、これらの悩みを解決するためのサポートを行っています。
初回相談は無料です。お気軽にカレンダーからご予約いただけます!
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